ある地縛霊

06/10 (月) 07:14

 先日、外科医の方から「病院には、確かに死に引摺り込もうとする霊もいますし、東大病院のように長い歴史のある所の廊下を歩くと足の下に何層にも渡りマイナスエネルギーと言いますか? 脚に絡み付くような感覚を覚えます。」と教えていただきました。

 脳梗塞で入院していた方が退院したら、自宅に幽霊が何体も出て恐ろしい、出ていけと言っても出ていかないので除霊していただけないか!と治療依頼がありました。

 早速治療に応じ邪なる霊は殆ど成仏しましたが、肝心の本人が霊に対し過激に反応を示すようになり、部屋のシミや小さな穴が人の顔に視え、夜は恐怖が倍増します。悪いことにご主人が外国人で家族の葬儀のため帰国してしまい、暗闇の深夜は一睡も出来ない様子。普段電話では応じない私も、詳しくお聞きしましたら、17~8年前父が63歳で病死している様子。

 そこで旅立った彼女の父を呼び出し、すると、早速姿を現した父なる方は依然〝成仏〟しておらず、低級霊が纏う薄暗い衣が私の身体を包んだ。(纏う衣の色によって霊の心境度が分かる)彼女は深夜恐怖心を祓うため旅立った父に救いを求めていたのです。父もそれに応じ彼女の傍で心配の念を逆発散していたのです。彼女の恐怖心が娘を思う父の心配と同調し恐怖心が一層増幅し過度に現れていたのです。

 父なる霊に悟りを促し、成仏したようでしたので、翌朝、彼女から、久しぶりに二時頃からぐっすり眠ることができました。と連絡ありました。死後の生を知らずに旅立つとこの様に成仏されず何十年も地縛霊としてさ迷うようになります。地上的価値観で満たされている方、モノを大切に生きておられる方! 人の魂は永遠です。死をもって全てが終わりとなるのではありません。

 正しい死後の生を学んで下さい。この世には誤った宗教が蔓延っています。辻褄の合わない教えを説いています。疑問に思ったら理性で判断して下さい。

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