性格の形成 / 一通の治療依頼から
虎(代筆)
09/09 (土) 18:41
本人の了解の上掲載しております。
私も長年病気を患っているのですが、治癒をお願いしたいのは私ではなく、知人なのです。その方は霊のことは何も知りませんし、私がこのように依頼することも知りません。ただ、病苦に苦しむ私にいつもよくして下さる方なので是非とも幸せになって欲しいのです。その方は独り身ながら自身がヘルニア持ちで、お子さんが自閉症で、今父親が末期のがんに冒されています。(中略)
ただ無断なので絶対に本人には知られたくありません。神の御心ならば彼女が幸せになって欲しいと切に願うのです。なにとぞよろしくお願いします。もし名前と住所が必要であれば書きたいのですが、無断で依頼している以上、ネットにはじめから実名を書くことに抵抗があります、依頼している身で大変失礼ですが
───と心霊治療依頼がありました。何度かのメールやり取りで私は、まずご本人の治癒が先で、結果心霊治療の素晴らしさを教えてあげる方が先決ではないか?など失礼を申し上げました。
しかし、依頼された方の施療を施した結果、霊医さんの働きも良く、結果はかなり良い感触を受けました。依頼者も確認したところだいぶ良くなっている旨のお言葉を頂いたようで、本人も当治療センターへ来訪いただく決心がついたようです。
当然来訪に至る前に遠隔ヒーリングを施しますが、霊医さんの働きは殆ど感じられず直接治療でももしかしたら芳しい効果もなく終えるかもしれない、と思っていました。
以下、施療結果です。
犠牲的精神(己より他人のしあわせを希う姿勢)、利他愛の強さ(人様には絶対迷惑かけられない)、その潔癖さはどこからきているのでしょう。
それは、前世の役職からきているものでした。ある重要な仕事で上司(今でいう社長や世間)へぜひ公開しなければならない不正な事実を知りました。彼は絶対秘密にはしてはいけないと固く決心(正義感)したのでした。
そこでその不正を公開されては困る(張本人)はあわてて刀をふりかざしKさんの(前世)左肩を切りつけ、遠のく意識の中で、他人(世間も含む)には絶対に不正(迷惑)かけてはいけない。と固く硬く誓うのでした。そして絶命したのです。
その固い堅い決心(正義感)はカプセルの中(Kさんの心の念)となり残りました。それが今世の性格となり、強い正義感と、利他愛と、犠牲的精神でした。ある意味潔癖すぎて精神が縮こまり、歪み、不安で、精神不安定とまわりには見えるかもしれません。
そして最後に、
施療では、心の過去念に風穴があき、過去世も知りました。あとはこれを活かすことに心を配れば歪んだと思われた犠牲的精神も、潔癖すぎた純粋性も神が与えた素晴らしい能力だ・・・ということが分かりました。
私は、過去世(正義感)を大切にし、一区切りついた今、小旅行でもして心のアカを洗ってこられたら如何でしょう。と勧めます。霊的にごらんになれば、あなたは光り輝く心をお持ちになられた存在です。今後は多くの病み苦しむ人々の道標となり歩んでくださることを祈らずにはいられません。
という結果でした。皆さんはこれをお読みになられてご自分の性格の形成などに思いを馳せ、生まれた目的などに気づかれればこの方の体験も大いに意義があったことになります。