家督断絶の呪い
虎
05/22 (月) 10:11
お断り、ここに登場する人物名はすべて仮名です。ご本人の了解を得て掲載しています。
百年ほど前、H 家に〝ひとり娘〟が生まれ、やがて中村さんと結婚し、二男二女の誕生です。H さんは喉から手が出るほど望んだ(H 家の跡取り)を中村さんに懇願しました。がしかし中村さんは約束して結婚したわけではないと応じません。
やがて年月は流れ H さんは死亡、その後
中村さんの長男(55才)自宅で自殺、次男も一時行方不明になりその後死亡(70才)
中村(長男)さんには長女(Hiromiさん、本件の治療依頼者)、長男(現精神不安定・一時精神病院入院、自宅療養現在に至る)
Hiromiさんも病をかかえ(先週も救急車で脳梗塞と診断他掲示板にも掲載中)、母の膝痛、弟の精神不安定、娘の子宮内膜症、息子の健康状態、など多くの悩みを抱えています。
また、Hiromiさんの家族で男性が流産したり、早産死だったりと(三人)とにかく男に不幸が多いのです。
不幸の源は百年ほど前(家督)が絶える危機感を訴えた〝H〟さんの影でした。最初の心霊治療で4~5人の霊が視えましたが、H さん他中村さんたち(何れも霊界の住民)らを呼び続けましたが応答がありません。4,5回呼び続けましたが無駄でした。
私は元凶は〝H〟さんの呪いだと思っていましたので〝H〟さんにこう訴え続けました。
「名前は地上では必要な識別ナンバーみたいなもので霊界では無用となる。家柄も名声も財産も死後役に立たず、その様なものを大切にする方がおかしい。お墓も要らないことが分かるでしょう。実際霊界で生きているではないか。生きている魂にどうしてお墓が必要なのか? 霊界より地上界を眺めれば全て よーくわかるでしょう? 人の生まれた目的などみな理解できるはず。一日も早く成仏し魂の進化向上へ励みなさい」と。
しかし、地上で培った〝家督の断絶〟は許し難く、中村家の家督を残す男性へ仕返しをしていたのです。この世に生を享けなかった三人の男の子たちも〝H〟さんの悪念だとは決めつけられませんが、いずれにしてもこれだけの影響を地上圏へ及ぼしていた事実は霊界の神庁の計画である〝地球救済大事業〟からは外せない排除対象です。
私が声を荒げて霊界の〝H〟さんへ訴えるものですから、とうとう霊界の高級霊の指示で〝H〟さんを地獄界へ連れだしました。やっと呪いの解けたHiromiさんたちは回復へ向かうと思われますが、生まれつき呪いに支配され続けてきましたので払拭するのは大変な気もします。
最近、私への治療依頼はこのような霊障の方が多いようです。