① 地上生活の余命
Emika
06/23 (月) 09:10
このヒーリング依頼については霊界の協力により感動的な一例です。
「本人の了解を頂きここに載せることにしました」
以下彼女からの依頼です。
早速、本題に入ります。
私には障害を持った小学3年生の息子がおります。
自閉症と不安障害と睡眠障害(多少)を持っており、不安障害のために学校にも行けず一年生から自宅学習しております。
例えば、私たち家族のもつカルマなどは、わかるものでしょうか?
とにかく息子は特定の人(両親と祖母)以外の人が全くダメなので、どんなカルマがあるのか、とっても知りたいと思っております。
そのような事を私が知りたく、過去に霊視鑑定のようなものをしていただいた事があるのですが、我が家が霊道になっていて、引っ越しした方が良い、息子に霊が憑依している、などと言われさんざん、振り回された事がありました。
(その時は、気持ち悪いのでほっとく事もできず、その後、違う方に3人ほど視ていただきました。みな、それぞれ違う事を仰られたので、一切きにしない事にしました。)
息子は小児期全般性不安障害と診断ついておりますが、
知的障害などはなく一見とっても普通に見えます。
アスペルガーという自閉症スペクトラムも持っているので
多少のこだわりはありますが、普通に会話もできますし、
特に一番困っている事は、やはり人(特に子供)を嫌がることです。
人がダメなので小学校の少人数の支援学級にも入れませんでしたし、またマンツーマン対応してくれた先生までの嫌がるので最終的には自宅学習となりました。
子供本人は人が嫌いだし友達も欲しくないそうです。
無理に友達作らなくてもいいんだよ、人と同じじゃなくてもいいんだよ、それは悪い事ではないし恥ずかしい事ではないよ、と育てておりますので子供がすごく苦しんでいる様子は、親から見てあまりないです。
むしろ本人はマイペースで生きております。
長くなってしまいました。
受け止めて乗り越えなければならないカルマがあるならば、
それを少しでもいいので知りたいです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
このようなご縁に大変感謝しております。
<私には文字以外に秘められた心も多少分かります。このような純粋なかた、また何か特別の使命を帯びた方などは時として霊界から教えて頂けることがあります>
素晴らしいお知らせです。
今朝方KT君のヒーリングおよびその生まれた理由などを霊界へ教えてくださるようにお願いのための瞑想を始めました。以下はその一部始終です。
瞑想始め、暫くしたら、一面真っ暗闇の世界でした。これはよほどの罪を犯した罪人の闇だ。と思ったのです。しかしなんだか様子が違うのです。漆黒の闇が清いのです。よくよく見たら、そこは洞窟(牢獄)でした。彼は(KT君の前世)投獄されていたのです。
時代背景は2000年ほど前ちょうどイエスキリストが誕生した時代。KT君も同じ時代を生きているはずでした。彼はよほど霊的に進化した人で、当時の人々には全く理解されない考えを持っていました。(このころの時代背景を知るためにはGカミンズ著「イエスの少年時代・イエスの青年時代」を参照)
(彼はイエスが誕生するための下準備するため自ら希望して再生しました。この時代にはまだ無理で世間から受け入れられず、ことの顛末も彼には分かっていました。この部分を証明するために最下段に関連記事を載せました)
そして誰にも理解されずに彼は人里離れた場所に(狂人扱い)され投獄、やがて獄死するのです。しかし、隠れて彼を親身になってお世話した方が三人おりました。彼は死後"どうしてもその三人の方にお礼したくって今生に生まれたのです"しかし彼はもう地上では学ぶものはありませんでした。獄死しなかったらもう少しあったであろう寿命(おそらく20年くらい)をこの世で過ごさねばなりませんでした。
そしてご両親を選び誕生したのです。しかし彼はその三人の方にしか興味はありません。自分を迫害した当時のすべての人たちとは全くかかわりたくありません。さらに地上では学ぶものはありません。彼の魂が当時のことを思い出すと、身が締め付けられるほどの感謝があふれ出すのです。有り難くって有り難くってまるで「天使のような顔」をなさるのです。
きっと祖母、ご両親の前では天使のような笑顔をするのではありませんか?
簡単ですが、以上の目的をもって生まれました。短命とは思いますが死は悲しみではありませんよ。地上生活を卒業するおめでたい祝福される日なのです。
・・・これに対して彼女は・・・
今、ちょっと、動揺しております。
葛西様からのメールを拝見し、
今、泣きそうになりました。
ちょっと感動でふるえております。
まずは私達のために瞑想して下さり、霊界にお伺いして下さり本当の本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
前々からKT(息子)は私より進化した魂を持って私や主人の成長ために生まれてきてくれているのかも???
とは思ったり、それにしては育てるのが大変で、
いや苦しめるため?なんて思ってしまったり・・・
全く霊感もなく、何も感じない私は、どのような確証も持てずに日々勝手に色々想像しておりました。
日ごろ、こだわりもあり、てのかかる子供に対して
イライラしたり怒ってばかりの私でしたが、
葛西様からのメッセージをいただけて、子供への接し方が
今後良い方へ変わる気がします。
子供が私を育ててくれていたのだと、感謝の気持ちを今かみしめています。
今はちょっとまだ私の興奮がおさまりません。
葛西雅、本当にありがとうございました。
息子は不安障害で母子分離が未だにできないので、いつもどこへでも一緒で私自身の自分の時間がなく毎日イライラしておりましたが、息子が短命と伺って泣きそうになったと同時に、教えていただけて本当に良かった気持ちでいっぱいです。
短い時間だからこそいつも一緒で濃密な時間を過ごせるようにしたいな、と私の気持ちが変化しました。今や自分自身の時間なんて、どうでもよくなってしまいました。
また何かありましたら、メールさせて貰ってもよろしいでしょうか?
このたびは本当の本当にありがとうございました。
・・・これに対して私からの返信です。・・・
私は過去にも他人のカルマなどを霊視したことがありました。何人かは霊界で教えてくださいましたが、多くは芳しい結果は出ませんでした。そういう先入観で私は知っても仕方ないと返事をしてしまいました。しかし、依頼されたのだから、何かしらの導きかもしれないと心を改め、瞑想し始めました。
後は前回のメールの通りです。しかし、母親にぴったりくっついてあなたにとっては自分の自由もないと嘆きたくもなりましょう。しかし、よく考えてごらんなさい。獄中で誰一人周りの理解もなくやがて餓死する状態から看守の目を盗んであなた方三人は食事の差し入れから励ましの言葉をかけたりとしたのです。
そのうれしさのほどが分かりましょう…なんとしてもお返ししよう、愛にあふれ、思い切り甘えられる。今生で母を選んだのです(そのことはあなたも霊界で了解のはずです)。彼は地上で学ぶことはありませんでした。この私からの返事の"事実さ"はあなたの魂が一番知っているはずで、あなたが動揺し、興奮し、涙を流す行為はあなたの魂の叫びだからです。
そして今度は日常の生活を改めたいとおっしゃる。怒りっぽく外ずらが良く、内弁慶だ。みんなを幸せにするために"神のような存在"になりたい。とおっしゃる…
ここでまた最初のあなたからのメールの話に戻ります。あなたのメールの文字以外の部分から感じ取れました、なんという素敵で、素晴らしく、心の澄んだ人だ。こんな綺麗な心を持った方がどこかにいるとは思っていても、実際このような形で今私とコンタクトをとっている。と思いました。
ヒステリックになって怒りの制御がきかない。そんなあなたの怒り、あなたのわがまま(どのような感じかよくわかりませんが)それらがすべてあなたの魅力です。とてつもない魅力です。その魅力を取りたいとおっしゃるのですか。素敵な個性を無くしたいと思いますか?あなたと言う人間からそれらを取り除いたらもうこの地上にいる必要がなくなります。一段と高い界層へ行かれるでしょう。それは地上生活が終了した暁にしてください。
ー彼女からの返信ですー
私の勘違いでなければ、
私の欠点を個性と仰っていただけて
打たれ弱い私に励ましのお言葉を頂戴できて
申し訳ない気持ちと有難い気持ちでいっぱいです。
子供や主人に対して大らかに優しく接する事ができるようになりました。表面上変わったのではなく、心の底からの変化です。
とはいえ、まだまだ、未熟な私ですので、ダメな改善すべき点は山ほどあり、もっともっと頑張らねばなりません。
とにかく自分が死ぬ時に後悔しないように日々生きていきたい、というのが毎日の目標です。
ーところどころカットした文章もありますが、最近”天使の笑顔”をよく見聞きします。その者たちもシルバーバーチの仰る地球浄化大作戦の”地上の道具”なのではないでしょうか。ー
ー参考文献-スピリティズムによる福音・アランカルデック著・・・当HPに掲載36p Ⅳ ソクラテスとプラトン。キリスト教思想・・・から抜粋
偉大な考えと言うものは、決して突然登場する事はありません。真実の上に位置する考えと言うものにはいつも先駆者が居て、分担して道を切り開く準備をしていきます。
後になって、その時がやってくると、神はその考えを要約し、整え、散らばった要素を補い、それらを教義の幹としてまとめる者を送ることになります。このようにその考えは突然現れるのではない為、登場した時には受け入れる準備の出来た霊たちに出会う事になるのです。
キリスト教思想でもこのような事が起こり、イエスやエッセニヤ人の何世紀も前には、その主な先駆者としてソクラテスとプラトンが居ました。