先祖(自縛霊)と供養=子・孫の病気
kasai
04/17 (木) 20:32
先週,
ある親しい方から憂鬱症で長い間悩んでいる方が居ると聞きましたので、ヒーリングを施しましょう。と言って我が家へ来るように言いました。幸いにも近くにお住いの方でしたので直接ヒーリングができました。
お逢いする前に私は準備として前日に「霊視」しました。憂鬱症の原因は何か?と。すると、
55~6歳くらいのかなり高学歴で学校の先生しかも校長クラスの経験のある方で、人間的(地上的という意味)にもとても優れていた方の姿が見えました。
しかしその荒れ狂った姿は過去の優秀な人とは思えない、嘆き悲しむ姿でした。地上に未練たっぷりで、死にたくなかった無念さの大口開けての嘆き叫ぶ姿だったのです。
彼女が来訪しましたので「あなたのご先祖様に学校の先生はいませんでしたか」と聞きましたら、私はしばらく故郷に帰っていませんからよく分かりません。という返事でした。
私はその返事に違和感がありましたが、言いたくないことがある。と直感しましたのでそれ以上は質問しませんでした。
早速、背中(首筋)に手を当てて霊医さんの働きに注視しておりました。彼女に憑依している地縛霊の目的は自分への供養でした。そして彼女の症状は鬱状態の不快感と、奥歯を噛み締めるために顎の痛みでした。
ヒーリングによって憂鬱状態の不快感は徐々に取れてきましたが、完全ではありません。一度には取れないので翌日も来るように言いました。顎の痛みについては顎に両手をあててヒーリングしましたが、随分長い間噛み締めていた性か強い悪念を感じました。しかしやがて取れ随分楽になりました。という彼女の言葉でした。
彼女には三人の子供たちがおります。その三人とも酷い便秘で苦しんでいるようでした。
翌日、同じようにヒーリングを施しました。昨日と違い憑依霊の影響も少なくなりました。しかしまだ残っていましたので、更に左手に霊力を注ぎ込みました。すると徐々に左手に霊の悪念が憑り移ってきて私の左腕を固くしました。
やっと彼女は告白しました。最初は私を信じていなかったようでした。憑依霊は父ということです。可哀想な死に方をしたそうです。
その父の奥さん(母)は先祖供養など全くしない方のようで(既に他界)仏壇はおろか墓参りもしなかったようです。と、彼女の言葉です。まだ細かい事情もあったのですが、結局彼女の憂鬱症の原因は父のお墓参りと自分に対する心配りをしてくれるように・・・という願いでした。
その便秘も実は父の病気だったのです。・・・私は以上から「父の仏前に手を合わせご冥福を祈り、本来の霊界へ旅立つように」また実家にもそのようにお願いしてください。と言いまして、ヒーリングは終わりました。勿論彼女の体力の回復は見違えるように変わり顔色も冴え、体も軽くなりました。とは彼女の言葉です。
これですべて父の影響から解放された彼女はすっきりしたようでした。後は実家の先祖供養と、ご自分の家で祖父の為にタンスの上にでも水を差し上げるようにしてください。と言って終わりました。
そして確認のために明日もう一度来てください。と言い、重ね重ね、私にはお礼の品や感謝の言葉もいりません。どうしてもお礼を言いたかったら、外で大空に向かって、神よ有難うございました。そして導いてくださった守護霊さんまた祖先様に対して思い切りありがとうございました。と叫んでください。と言って明日の再会を約束して終わりました。
そして次の日、彼女は来ませんでした。その理由も聞きませんし、約束を守らなかったことにも何か理由があったのかもしれません。人はいろいろですから全てを許す心が私にあることを嬉しく思います。
霊的真理に照らして考えれば、先祖供養はする必要もない、あの世で生きているのだから無視すればいいのだ。地縛霊を諭すためにはそれが最もいい。と言うかも知れませんが、近藤千雄さんの恩師である”間部先生”は災いが降りかかるならば供養も必要ではないか。というようなこともおっしゃっておられたようです。
これをお読みになられた方がどのように感じられるかはそれぞれご自身の自由意思で判断なさってください。