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今月の読書会で、心霊治療の治癒率の話題が上がりました。虎さんが紹介されたハリー・エドワーズの治癒率は、『霊的治療の解明』(訳書1984年;原著1960年)の50~51頁に次のように記載されています。 「報告の80%は不快な訴えが少なくなった。このうちの30%は全快の報告です。」「よくなったと言ってこない20%が何の効果もなかったのだということにはなりません。」「たとえば、悪性の癌のように非常な痛みを伴って死に至るような病気の場合、私たちは患者が静かになり、安眠をえられ、死に際して苦痛の訴えがなかったと報告されています。」「私たちはこうした症例でも不治であった20%のうちに分類するのですが...。」 推定加算することなく正直ベースで分類していることに、ハリー・エドワーズの治療に対する真摯な態度とデータの信頼性を感じます。 今回、より具体的な数字を求めてネット検索してみました。あるブログ(夢中旅人)で、ハリー・エドワーズの『霊癒の科学』(訳書1957年;原書1943年)の訳が載せてあり、その中で以下の表をみつけました。ご参考になればと思い投稿致します。 病類 全治 軽快の報告 無効 死去 報告なし 結核病 25% 30% 15% 10% 20% 骨疾患 45% 30% 50% 20% 腫瘍 50% 20% 0 0 30% 精神障害 20% 36% 14% 30% 視聴力 50% 40% 35% 0 20% 一般疾生 34% 32% 12% 0 22% 骨疾患と視聴力については、おかしなことに合計が145%なってしまいます。多分、記載時の入力ミスでしょう。ですから、この表から治癒率を単純計算することはできません。それでも、『霊癒の科学』が書かれた1940年頃から、『霊的治療の解明』の記載「報告の80%は不快な訴えが少なくなった。このうちの30%は全快の報告です。」と同程度の治療率があったようにみえます。 それにしても、腫瘍の全治率が50%とは驚きです。今でこそ早期発見が可能となりましたが、当時癌と診断された多くの方は、多分ステージ3~4だったのではないでしょうか。そう考えると、当時のイギリスの医学界が、このデータに驚き心霊治療を認めたのも納得できます。 以上です。
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